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これからヴァイオリンを始める人に伝えたい!ヴァイオリンを弾くために必要な物は何?

執筆者の写真: 拓 小川拓 小川

更新日:2023年7月5日




こんにちは。たっくんです!


これからヴァイオリンを始めようと

しているそこのあなた!

ヴァイオリンの世界にようこそ✨💫


自分のヴァイオリンを早く買って

弾いてみたいのに、


結局何を買えばいいのか

わからないので、

イライラしていませんか?





まあまあ、

この記事で解説するので、

どうかイライラを収めてください笑


この記事では、


あなたのように

ヴァイオリンの知識が0で

ヴァイオリンに触れたことも

ない方でもわかりやすいように、


ヴァイオリンを弾くために必要な物、

それぞれどんな物なのか?


を解説しています。


それでは、早速解説してきます。


ヴァイオリンを弾くのに必要な物は

ズバリこちらの8個です。



・ヴァイオリン本体 

・弓

・松脂

・肩当て

・楽器ケース

・クロス

・チューナー

・予備の弦



まず、とりあえず音を出すために

最低限必要なのは、


ヴァイオリン本体、弓、松脂


の3点です。


まずこの3点について、

解説をしていきます。







ヴァイオリン本体が必要なのは

言うまでもありませんね。


ヴァイオリンは、


ソの音-G、レの音-D、ラの音-A、ミの音-E

(アルファベットはドイツ読読みの音階です)


の4本の弦が、駒という楽器の上に

立てられた板の上に張られた

構造になっています。



駒の弦を張る部分は

湾曲しているので、


下の写真のように、

弓の角度を調節することで、


一つの弦だけを弾いたり、

2つの弦を同時に弾いたりする

こともできます。





ヴァイオリンと似た形、

似た大きさの楽器で、

ヴィオラという楽器がありますが、


ヴィオラの場合は、


ドの音、ソの音、レの音、ラの音


の4本の弦が張られており、

ヴァイオリンよりも音域が

低くなっています。


くれぐれも間違えて

ヴィオラを購入しないように

気をつけてください!






ヴァイオリンの弓は、

曲げ強度が強くて、

しなやかな木の棒に


何本もの毛が張ってある

構造になっています。


この毛は何の毛かというと、

実は馬のしっぽの毛です。



160~180本程度の毛が張られていて、

弓の根本についているネジで

弓の毛の張り具合を

変えられるようになっています。


弓でヴァイオリンを弾く時は、

ヴァイオリンの弦に対して

垂直に弓を当てて動かします。


そうすると弦が振動して

音が鳴ります。


つまり、弓とは簡単に言うと

ヴァイオリンの弦を

振動させるための道具です。


初めて弾く方からよく質問されるのですが、


実は買ったばかりの弓で

いきなり弾こうとしても、

全く音は鳴らないんです。

弓で音を鳴らすためには、

次に説明する「松脂」というものが

必要になります。








松脂は、松から取れた樹脂を固めたもので、透き通った茶色をしています。


この松脂を、下の写真のように

弓の毛全体に擦り付けていくと、


弓の毛の表面がだんだん白くなってきます。


これでやっと音が出せる状態になります。



なぜ松脂を塗ると、

音が出るのでしょうか?


実は、弓の毛の表面には

キューティクルという凹凸があって、


その凹凸に松脂の粉を

塗っていくことで、

細かいギザギザが

無数にできます。


その状態で弓を弦の上で動かすと、

そのギザギザ一つ一つが弦を弾き、

無数の音を出し続ける、

という仕組みになっています。





肩当ては、ヴァイオリン本体を

安定して支えるために

必要な道具です。

ヴァイオリンは顎と肩の間に挟んで

支えるものですが、


顎と肩までの距離に対して、

ヴァイオリン本体の厚さは

小さいので、


肩当てがないとなかなか

楽器の姿勢が安定しません。

プロの方だと、

音質を気にして使われない方もいますが、


初心者の場合は楽器の姿勢を

安定させるために必ず

使ったほうがいいです。


下の画像のように、

ヴァイオリン本体の裏側に

付けます。



肩当ての湾曲した部分が

ちょうどフィットする

ところを探して、


ヴァイオリン本体へ付ける

位置を微調節します。

(人によってフィットする付け方が違います。)





楽器ケースは、

楽器を湿気や物理的な攻撃などから

守るために必須のアイテムです。


外に持ち出す際はもちろん、

家でずっと保管する際にも

絶対に必要です。

ヴァイオリン本体と弓は

木でできているので、


温度や湿度の変化に対して

すごく繊細で弱いです。


誤って何か物をぶつけた場合、

簡単に傷が付いてしまいますし、


弓先やネックなど細い部分は

折れて修復不可能に

なることがあります。

とても繊細で壊れやすい

楽器なんです。




楽器を弾いていない時は

基本的に楽器ケースに入れて

保護してあげてください。



ヴァイオリンを弾き終わった後に、

楽器の汚れを拭き取る布です。


ヴァイオリン本体の弓で

弾いている部分の真下と、

弓の木の部分の毛側は、


しばらく弾いていると、

松脂が付いて白くなります。


そのまま何もしないでおくと、

松脂が取れなくなって、

その部分だけ白く

固まってしまいます。。。



そうすると、音にも

影響がありますし、


見た目も悪くなって

しまいます。


大切なヴァイオリンちゃんが、

いつも美しく、素敵な音を

出せるように、


弾き終わったら、

必ずクロスで

拭いてあげてください!


また、楽器を手で触れた

部分には手の脂が

付いています。


付いたままで放置を

しておくと、


楽器のニスが剥がれて

きてしまうため、


こちらもクロスで

拭き取ってあげましょう。


また、松脂を拭き取るクロスと、

手の脂を拭き取るクロスは、

別々にしておきましょう!





チューナーとは、

正しい音程を教えてくれる

デバイスです。


上の写真のような感じで、

メーターのような画面が出てきて、

正しい音程に近いほど針が

真ん中に近くなります。


最近はメトロノーム機能も

一緒に付いているものも

あります。


もし家にピアノがない、

かつドレミファソラシドが

わからない(絶対音感がない)方は、

必ず買っておきましょう。




ヴァイオリン本体に張ってある

4本の弦は消耗品です。


使っているとだんだん音が

鳴りにくくなりますし、


演奏中、弓で圧力をかけた時に

突然切れることがあります。


突然切れても、

すぐに代わりの弦を

張り替えられるように、


ヴァイオリンプレーヤーの

ケースの中には、


全種類の弦が最低でも

1本ずつ入っています。


ヴァイオリンの弦が切れて

弾けない期間が発生しないためにも、

予備の弦は必ず買っておきましょう!



以上、

初心者がヴァイオリンを弾く際に

必要な物についての概要を

説明しました。


ヴァイオリンの上達にはもちろん

練習は大事ですが、


良い道具を使うということも

同じくらい大切です。


本気でヴァイオリンを始めてみたい、

という気持ちが強いのであれば、


良いスタートダッシュができるよう

選び方についての記事も

今すぐ読んでみてください!



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これからヴァイオリンを

始めようとしている方、

始めたばかりのために、


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